Large Tube runners
58mm Throttle Body


以前、シャーシダイナモによるパワー測定の結果、高回転域でのパワーが今一つでした。
グラフカーブを見る限りTPIの性格が良く出ているが、付いてるカムから見ればもう少し高回転域でのパワ−が出るのでその辺りをカスタム。
ほんとは吸排気すべての見直しを図ればBESTですが、今回は手軽に出来る意味からランナーとスロットルの交換をしました。


BBK 58mm ThrottleACCEL Large Tube Lunners
ランナーはラージチューブとセミタイプと言われる2タイプが在ります。前者はノーマルの太いバージョンで低〜高回転域まで同じようにパワ−にトルクとも増大させるが特徴。後者は低回転域のパワーにトルクは多少落ち高回転域が伸びるのが特徴で、タホの使用状況を考え前者をチョイスしました。
スロットルはノーマルが48mmで外品に52mmと58mmが出ています。これからのステップアップを考え58mmをチョイスしました。
BBKとノ-マルのスロットルACCELとノ−マルのランナ−
スロットルは直径で10mmの差があり、ランナ−4mmの差


取り付け作業はさほど難しくありません。ですがランナーチューブの数本のボルトがバルブカバーを交換してるために緩められません。仕方なく周りの補機類(ACコンプレッサー、オルタネーター)までも外す羽目になり大仕事。それから外した各部繋ぎの段付きをリューターでゴリゴリキュイーンと修正し、後は外した物を元に戻し細かなセットアップを施し出来上がり!
あと少しほぼ完成!


さて試乗インプレです。いつものように何気なくエンジンを掛けシフトをDドライブに入れてアクセルを踏みスタート「んっ、おっ、お〜〜、すっげ〜〜、何これ?同じタホ?」って感じでした。
エンジンのピックアップがアクセルに対し敏感に反応しダイレクト感がある。
でも反対に街中での走行はシビア過ぎて馴れを要し乗りにくい。
ひとまわりパワーにトルクが増しましたが、でも何か違う!?!?
よくよく調べてみるとスロットルポジュションセンサーの微妙な設定で、アクセルコントロールバルブの開閉度合いからその様な症状がうまれてくるらしいです。再度センサーのリセッティングで症状は消え以前のノ−マルと同じようになった。しかし燃料も薄いみたいだ。ある程度は予想していたが、とりあえず自分で出来る範囲でレギュレタ−の燃圧調整しGOODな状態を出す。この部分は時期を見てROMセッティングで完璧にする予定です。
スロットル径とランナーの太さの違いで、以前と同じようにアクセルを踏んでも空気の流量差からスムーズかつパワフルに変り、ここまでの差が付くのだとつくづく実感しました。

現時点で高回転は比較していないので分かりませんが、
試乗して分りしだい書きたいと思います。

協力
パーツ購入:nariさん
アドバイス:歌って踊れるN氏


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